6月
紫陽花は 待望の雨 喜びし
今年も異常気象で春から雨が無く、やっと入梅になったかな?という感じです。
この雨を喜んでいるカエル、紫陽花、田植え、ホタル自然の恵みに感謝したいものである。
お寺もこの雨を待っていました。裏庭にはサツキ今年の春に植えた杉苔。
乾燥の中、水やりが大変でしたが、これからは杉苔も喜んでいることでしょう。もちろん方丈さんも水やりしなくて良いからよろこんでいます。
この雨は遠くインド中国のヒマラヤの高い山々からの吹き降ろしで、梅雨になるようです。地球という宇宙船号は日本に梅雨という季節を提供してくれる。
大自然の恵みの中に目には見えない大きな力が働いていることに気づかせられる。
人はその自然のめぐみの中に感謝しこれからも残してゆきたいものである。
5月
山笑う慈悲の恵みの善光寺
春から初夏になって来ました。
先日、4月9日〜11日と信濃今の長野の善光寺に行って来ました。初めて善光寺で日本仏教の秘仏の秘仏で一光阿弥陀如来三尊(前立本尊)=一つの光背で阿弥陀様、観音菩薩、勢至菩薩の三尊である。
平野は桜が五分咲きで、信濃の山々はすべて山でなく「岳」であった?
長野には山と言わず岳と言っていた。
高山になると山の呼び方までかわるのか?と思った。
善光寺は仏教全般であるが代表として浄土宗「大本願」天台宗「大勧進」に二宗が交代で参拝している。
丑年と未年の6年に一度のご開帳である。
7年の数え年(7-1=6) 参拝者は700万人である。
回向柱に触れるまで30分かかった。